除夜の鐘はなぜ108つ?

時が経つのは早いもので、あっという間に一年が過ぎていきました。
ついこないだ新年を迎えた気がしていたのに、もう大晦日ですね。

今夜は除夜の鐘を撞きに行かれる方も多くいらっしゃいますね。
我家はまだまだ、子供達が小さいので行けませせんが。

そんな除夜の鐘ですが108回撞くと言いますね。
この「108」という数の由来については複数の諸説があると言われています。
格別にどれが正しいということはないようですが一般には煩悩説が有名ですね。

■煩悩の数を表す
眼(げん)・耳(に)・鼻(び)・舌(ぜつ)・身(しん)・意(い)の六根のそれぞれに好(こう:気持ちが好い)・悪(あく:気持ちが悪い)・平(へい:どうでもよい)があって18類、この18類それぞれに浄(じょう)・染(せん:きたない)の2類があって36類、この36類を前世・今世・来世の三世に配当して108となり、人間の煩悩の数を表す。

■一年間を表す
月の数の12、二十四節気の数の24、七十二候の数の72を足した数が108となり、1年間を表す。

■四苦八苦を表す
四苦八苦を取り払うということで、4×9+8×9=108をかけた。

いろいろな説がありますね。
除夜の鐘を撞いて煩悩を除き、身も心も清めて新年を迎える、素晴らしい行事ですね。

今年も一年間、ブログにお越し頂き有難うございました。
来年もなにとぞよろしくお願い申し上げます。
よいお年をお迎え下さいませ。


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