よく受けるご相談に
『お仏壇を洗濯に出したり、買い換えるる時はいつが良いのですか??
避けたほうがいい時期とかありますか??』
とご相談を受けることがあります。
本日も夕方にお電話でご相談がありました。。
昔からの言伝えなども多い仏教行事は、
意外とわからない事が多いですよね。。
お仏壇の新調や、お洗濯に出す時期に特に決まりはありません。
逆に言いますと『いけない時期』もありません。
多くの皆様が、お盆やお彼岸、年始やご先祖様の年忌法要などの行事に合わせて、
お仏壇を新調したりお洗濯をされています。
ただしお洗濯の場合、特に金仏壇はお洗濯に最低でも
3ヶ月の期間を頂いていますので、注意が必要です。。
お盆やお彼岸・ご先祖様の年忌法要など、
お仏壇を綺麗にして迎えたい行事の、
3ヶ月以上前にお洗濯にだして頂かないと間に合わなくなりますので、
ご注意下さい。
よく、
『お仏壇をさわると(無闇に新しくしたりすると)家に不幸事がある』
なんてことも言われますね。
お仏壇を新調した際に、開眼法要(お精入れ)と言って、
ご住職様にお越し頂いてお経を上げて頂く際に
タイをお供えする地域もあります。
お仏壇を新調した際に、
家に不幸がないように身代わりに生物のタイをお供えする
と言う迷信から来ているのですが、
仏教的には全くそんな必要はないのですが、
古くからの風習なんですね。。
お仏壇をお洗濯したり、新調したりするという事は
ご先祖様の御住居を綺麗に新しくする事とになりますので、
とてもい事です。
喜ばれることはあっても、不幸事があるわけがないと思います。
昔からお仏壇を新調した際の開眼法要(お精入れ)
際には、朱色のロウソクを灯してお供物には紅白のお餅をお供えして
法要を営みます。
朱色のロウソクや紅白のお供え物を供えるのは、
お祝い事として法要を営むからなのです。。
私達の新築祝いと同じですね。。
最近では故人が亡くなられてから四十九日(しじゅうくにち)までの
忌中にお仏壇をお買い求め、開眼法要(お精入れ)を行うことが多く
喪にふくしているために赤色を避け法要が行われることが多いですね。。
その為に朱色のロウソクや、紅白のお供えというと、
え!仏事に赤白??
と言われちゃいますね。。
お寺様でも落慶法要や普山式などの、
おめでたい法要の際には朱色のロウソクを灯して法要を営むんですよ。。