お盆提灯のQ&A
Q.お盆提灯は、なぜ飾るの?
ご先祖さまは迎え火の煙の道を、盆提灯の灯りを目印に戻るといわれています。
盆提灯は、お世話になった故人の冥福を祈り、感謝の気持ちを表すものです。
お盆のお供えとして、提灯は最高のものです。 お供えの提灯が多ければ多いほど故人が周囲から慕われていたことを示すものです。
Q.宗派によって違いがあるの?
特に宗派別の提灯はございません。
Q.お盆提灯はいつから飾るの?
お盆提灯には迎え火、送り火の目印の役目がありますので、
お盆の月の13日夕方に点灯し、16日夕方に消します。
その間ずっと点灯しておく必要はございません。
Q.お盆提灯を飾る場所は決まってるの?
つり提灯は故人が家に帰るための目印として、玄関の軒先や窓に近い場所にお飾りします。
行灯の盆提灯は、仏壇を真中にして両側に一対以上飾ります。
左右どちらかに壁などあったり、お部屋のスペースの問題がある場合には、
片方側に1個だけ置く場合もございます。
最近では、一個にして良いものを飾りたいという方も多くなってきています。
Q.親類以外の人がお盆提灯を贈ってはいけないの?
盆提灯は、故人の供養だけでなく、お世話になった方の感謝の気持ちを表すものです。
親類以外の方でも、提灯を贈るのは大変良いことだと思います。
Q.お盆提灯は毎年飾るの?
お盆はご先祖さまの年に一度の里帰りでございます。
その時の、家路を照らす道しるべとして毎年お飾り致します。