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今日の仕事は、寺院用仏具の修理!!
以前お預かりして、洗い・木地直しをして、
塗師さんに漆を塗ってもらう為に出してあった卓、
ようやく漆も乾いたので、金箔を押しました。
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左が漆を塗っただけの状態、そこに接着剤の役割をする
箔下剤を塗っていきます(写真右)
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箔下剤が乾く頃合を見計らって、ふきあげます。(写真左)
この乾かし具合等で、艶のある『艶出し』
艶を抑え重厚感のある『重押し』
と金箔の輝き??が変わってくるのですが
ふきあげるタイミングなどは、感覚??なので
旨く伝えられません。m(_ _)m
その後、竹でできた箔バシを使って、金箔を押していきます
(写真右)
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金箔を全体に押せたら(写真左)
やわらかい綿で押さえて、金箔を馴染ませていきます(写真右)
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綿で金箔を押さえて馴染ませたら、次に柔らかい刷毛で、
細かなところも押さえていき、余分な金箔をはらい落とします。
(写真左)
箔下剤が垂れたりして、余分なところにも多少金箔が付いてしまいますので、余分な金箔や箔下剤をふき取ります。(写真右)
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やっと、完成!!
写真上が金箔を押す前の状態
写真下が金箔を押した状態
ある昼下がりの、金箔押しの風景でした。ヾ(>▽<)ゞ
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