仏具のお磨き

展示に使用している仏具が黒ずんできたので、お磨きをしました。

禅宗などの宗派の方は、仏具に色がついているのでお磨きをする習慣があまりないかと思いますが、
金ピカの仏具を使用する浄土真宗の方には馴染み深い、お磨きですね。

最近では高価な三具足などには金鍍金が施されていて、それ程大変ではなくなって来ましたね。

仏具のお磨き

 

今回使用したのは仏具磨きの定番『ピカール』です。
他にも水で薄めて使用する『ニューテガール』 などもありますが、
仏飯器や花鋲、など彫りなどミゾのないものはピカールが一番綺麗になると思います。

 

液体を布に出してせっせと磨いていきます。

 

根気よくしばらく磨いて、仕上げに乾拭きをして完成です。
乾拭きの際に『新聞紙』で乾拭きするのが、一番綺麗になる気がします。
何ででしょうね?紙の水分を吸収する具合とか、インクが良いのでしょうか??

右が磨き前、左が磨き後。こんなに黒ずんでました。

 


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