当然と言えば当然の事ですが、仕事柄多くのお客様のお宅へ
お仏壇を納にお伺いします。
お仏壇の配達になりますと、お仏壇を仏間に安置して、
はい終わり！！
と言う訳にも行かず、段ボール箱一杯の仏具を出して、
飾り付けをしたり、お仏壇内の電気の配線をしたり、
その後のおまつりの仕方、お手入れの仕方の説明など、
早くても小一時間、時には２時間以上の仕事があります。
作業時間もそこそこかかりますので、お客様とお話しながら
させて頂くのですが、先日お伺いさせて頂いたお客様宅。
仏間の部屋入るなり
『カチ カチ カチ・・・』
何だか懐かしい音が、微かに規則的にしてるんです。
『懐かしい音だなぁ、？？』
と思いながら、作業していたら、ふと
『ボ～ン』
と、これまた懐かしい音が。。
↑↑↑音の正体はこれ
そう、時計の音です。
最近は滅多に見られなく、聞こえなく？？
なりました、ねじ巻き式の振子時計です。
ちなみにご存知だと思いますが、途中で鳴った『ボ～ン』
の音は３０分を告げる音です。
昔の時計は鳴ったんですよね。
１時なら一回、２時なら２回、３時は３回・・・
時刻になると、その時刻分だけ『ボ～ン ボ～ン』と、
時を告げてくれたんです。。
で、３０分になると一回だけ『ボ～ン』。
何でも、伊勢湾台風以前から使っているそうで、
もう５０年以上現役なんだそうです。。
いろんな物がハイテクになり便利な時代になりましたが、
レトロな物も懐かしくて良いですね。
それに昔のシンプルな造りの物の方が、
意外と長持ちする気がするのは気のせい？？？
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