昨日、塗師さんから漆を塗り終わったお仏壇が上がって来ました。
今日から金箔押しです、今日は彫物に金箔を押していきました。
金箔は漆を塗った物に、接着剤の役割をする漆を塗って、適度な時間乾かして、ふきあげた後に金箔を押して(張る?)いきます。
乾かし具合とふきあげの微妙な調整で、
艶のある艶押し、艶を抑えた重押し、
押し方を調整します。その微妙な調節が大変難しく、一人前に金箔を押せるようになるには、それなりの修行が必要です。
金箔を押す前の状態です。黄色の塗りで仕上げてあります。
金箔を押した状態です。
箔押し後、金箔を押さえて刷毛で余分な金箔を払います。
押したての金箔はすれやすくあまり強く払えないので、数日~数週間乾かした後、さらにしっかり金箔を払い仕上げます。
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