金箔押し~板物~

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今日は一日予定が無いぞ~!!
と言っても仕事を休んだわけではありません(笑)
配達や修理など特に、前もって入っている仕事の予定が無いと言うことです・・・。
という事で、今日はドカッと腰を据えて箔押しが出来る!!!
板物が押せる!!!
と言うことで、お仏壇の横や後ろの板、そして雨戸の箔押しをすることに・・・。
この板物の箔押し、結構神経を使う作業なんです。
そして、結構難しい(笑)
一枚の金箔を、綺麗に持って行ける様になるまでに、修行が必要です。それでも、手先が器用な人なら割と早く出来るようになるかも・・・(笑)
それよりも難しいのが、押し方。
板物や雨戸は、重押しと言って、艶を抑えた押し方をするのですが、
この押し加減が難しい!!
通常金箔押しは、接着剤の役割をする漆を塗って、乾かして、拭き上げて、そこに金箔を押します。
重押しは、その乾かし加減と、拭き上げの微妙な加減で調節して、艶を抑えた、重厚な趣きのある押し方に仕上げます。
乾かなすぎても、重すぎてしまい。
乾かしすぎたり、拭き上げすぎたりすると艶が出てしまいます。
言葉では中々説明しづらい、微妙な加減で吹き上げ、さっく っと金箔を持って行って、押していきます。
と言うことで、今日は さっく っと板物の箔押しをすることが出来やれやれでした。(笑)


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