『人は二度、死を迎える』
数年前に聞かせて頂いた法話の一部です。
聞かせて頂いた法話が一般の方対象で、
前後の話は面白おかしく、雑談を交えていらっしゃいましたので、
聞き流していたんですね~
前後の話は忘れてしまいました・・・
この部分だけは、心に残るお話だったので今でも覚えています。
なぜ唐突にその法話??と言いますと、
先日、親しくさせて頂いている方の、御婆様がご逝去なされて、
ふと、あの時の法話が頭をよぎったものですから。
ご家族 ご親族の皆様には心よりお悔み申し上げます。
『人は二度、死を迎えます。』
『一度目の死は、この世での使命を全うし、
天寿を迎えた時におとずれる死。
いわゆる、一般的に言われる『死』の事です。
でも、亡くなられた方の御親族、御友人の皆さんの記憶の中で、
故人は生きています。
その故人を覚えている、御親族・御友人が皆いなくなった時、
故人は二度目の死を迎えます。
故人のことを忘れずに、冥福を祈る気持ちが供養です。
どうぞ故人のことを忘れずに、供養してあげて下さい。』
と、住職は仰ってました。
私の好きな法話の一つで、機会があるとお話させて頂いている、
法話です。
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