つい先日のこと、埼玉へ里帰りして名古屋へ戻ってきた丁度その日に、埼玉の義両親がオレオレ詐欺の被害にあいそうになったそうです。
妻からの話の又聞きになり、臨場感の無い話になってしまいますが。
夜11時ごろに、義兄を名乗る男から
『母ちゃん、おれ・・・・』
と、電話があったそうです。
話を聞くと、会社の先輩にそそのかされ、会社の株を触ったら大損をしてしまい、その事を上司が知ってしまった。
先輩?上司?と口論になり、その際にカッとなり携帯を折った?叩きつけた? して、
携帯が壊れてしまったので、後輩の携帯を借りて電話をしている。
明日の○時までに○円(金額は妻も聞いていないそうです)を用意すれば、そのお金を使って上司が上手く事を納めて無かった事にしてくれるから、お金を貸して欲しい。
と言うような内容だったそうです。
翌日朝一で銀行へお金を引出しに行って、母だけで指定された大宮駅来るように言われていたのですが、
雨が降っていた事、大宮駅まで距離があり母一人で運転していく事が出来きず、父も同行しお金を渡すのは本人に直接と決めていた事
が幸いして、現場に現れた詐欺犯の男が、父がおり『お金は本人に直接渡す』の言葉にひるみ、『財布を落とした』と立去り未遂に終わったそうです。
両親曰く、『声も似ていたから』すっかり信じてしまった、、みたいです。
身内贔屓やお世辞ではなく、
両親二人とも定年まで公務員を勤めたしっかりした両親でしたので、まさかあの二人が!?
と驚きで一杯でした。
後から話を聞くと疑問に思うことも多々ありますが、詐欺犯と言うのは相手の心理を上手くついて来るので、当事者になってしまうと上手く騙されてしまうんですね。
電話があった時点で妻に相談の電話を入れてくれれば、
私が義兄の携帯に取り合えず電話をかけていたと思う(義兄は大学時代の親友なので、遠慮なく電話できる)
その時点で携帯の呼出をする様なら、携帯が壊れた説が怪しくなりますし、呼び出しするなら一晩中電話をかけまくってると思う。
その他にも思う事が結構あります。
今回思ったのが、こういう話は当事者は騙される確立が非常に高い。
第三者的な人が客観的な立場から、冷静になって話しをまとめて、考えた方が色々な手を尽くせると思いました。
少しまとまったお金を貸して欲しい、振込んで欲しい。
そんな電話があった時は、折り返し本人に連絡を必ず入れてください。
たとえその電話で、携帯が壊れた、番号を変えたと言われても。
そして、息子・娘の兄弟など親族にも必ず相談の電話をして下さい。
被害を未然に防ぐことが出来るかもしれません。
コメント