本日は私のお師匠様のお寺で、山門と庫裏の落慶法要が行われ、
お手伝いに行ってきました。
落慶(らっけい)とは、寺社などの新築、また修理の完成を祝うことを言いい、
「落」とは「落成」のことで、中国で宮廷ができた時の祭りのことであったそうです。
これが転じて寺院などを建築し新しく完成したときに言われるようになり、
その時に行われる式典を落慶法要(らっけいほうよう)といいます。
始めは、侍香といって法要を司る導師様に付従って
お世話をする配役を頂いていたのですが、
そのお役目はお師匠様の息子様にお願いさせて頂きました。。
多くのお檀家さんがお参りにいらっしゃいますので、
息子様がされた方がお檀家の皆さんも、
『家のお寺の若さんも立派になられた』とお喜び頂けますからね(笑)
そこで本日は殿行(でんなん)と言って、法要の準備をしたり
法要中に必要な道具を出し入れしたりする、裏方の仕事をする配役をさせて頂きました。
黒子のような裏方の仕事ですが、きちんと仕事をこなさないと、
法要が滞りなく進んでいきませんので重要な役目なんですね。
と言っても、大抵は若い僧侶が頂く配役なので、
年の近い顔見知りのお寺の若様と、和気藹々とやらせて頂けました(笑)
とても多くのお参りの方がみえ、盛大な法要になりました。
コメント