金仏壇が出来るまで
~お仏壇の豆知識~
お仏壇製作の工程には八職と称されれる職人がおり、それぞれの技術を集めて一つのお仏壇が作られます。
ぶつだん工房 雅では、『製作するお仏壇の立案から金箔押し~組立て』と言った最終工程までを担っております。
お仏壇製作の工程
金仏壇の基となる型を造る事が木地造りです。 造る部位によって、木地師・荘厳師・彫刻師の職人がおり、熟練の技によってお仏壇の原型を造り上げます。 |
金仏壇を飾付ける金具の製造工程です。 出来上がった木地をもとに、型をとり、飾金具を造ります。 造る部位によって表金具師・内金具師の職人がおり、大小様々の特殊な『たがね』を用いて模様を刻み付けて行きます。 |
金仏壇の要となる工程で、木地師や荘厳師が製作した木地部分を塗上げます。 長年に渡って積み重ねてきた職人の経験と勘により、下地塗り~中塗りの工程を幾度と無く繰り返し行い、上塗りして仕上ます。 |
||
漆塗りの工程後、塗り面に絵柄を描く工程です。 様々な技法を用いて描かれた蒔絵が、お仏壇を優雅に荘厳します。 名古屋仏壇には引出類、障子、後門板、御文書箱など、様々な部位に色々な絵柄の蒔絵が施されています。 |
漆塗りの工程後、十分に乾燥させた塗面に金箔を貼る工程です。 極薄い本金箔を、竹製の箸で正確に仏壇の各部分に張りつけて行きます。 『艶出し』『艶消し(重押し)』『半艶置』などの技法があり、熟練の技で仕上げていきます。 |
漆塗・金箔押しなどの工程後、金具師が仕上た飾金具を取付ける工程です。 金渡金・黒燻着色された鋲を用いて、 柱1本 細部にわたり、1000ヶ所以上もある所定の場所に正確に取り付けます。 |
||
金仏壇の製造工程の最後を担っている工程です。 各職・各工程で仕上げられたものを全てを集め、不具合が無いか最終点検し、一本のお仏壇に組み上げます。 あらゆる部分が塗装され、金箔・金粉が施されている為、最後を飾る工程だけに、その取り扱いには最大限の注意と熟練の技が必要となります。 |
一つのお仏壇が出来上がるまでに、木地を製作し乾燥させてある場合で、最低でも3~6ヶ月。 木地を製作する段階からですと数年の歳月がかかります。 多くの職人によって、丹精込めて造り上げられたお仏壇は、何代にも渡ってお祀り頂ける仕上がりになっています。 |
当店のお仏壇がお値打ちなのには理由があります!!
それは当店が、一職人として製造に携わる、製造販売のお店だからです。
製造販売だから、外注による余計な経費を抑えることが出来、その分をお客様へ還元する事が出来るのです。
結果としてお仏壇がお値打ちに出来るのです。
また、一職人として各工程の職人さんと共に、直に仕事に携わりますので、お客様の細かなご要望にも迅速に対応する事が出来ます。
お気軽にご相談下さい。