毎年行うお仏具のお磨き、大きくて重くて大変。
フッ素加工ならお磨きいらずで、お手入れ楽々です。
加工前後・フッ素加工
真鍮は年数が経つにつれ黒くなっていきます。
これは真鍮が空気に触れて酸化するためですが、専門家が磨けば新品時の輝きを取り戻せます。
また、表面にフッ素加工を施すことにより、真鍮が空気に触れなくなるため変色しにくく、磨いた直後の輝きを永く維持できます。
フッ素加工の工程・バフ掛け
熟練の職人が大小様々な工具を用い、仏具全てのパーツを一つ一つバフ掛けを行っていきます。
この作業で後の仕上がり具合が決まってしまうと言ってもほど需要で、丁寧に何度も何度も繰り返し磨き、新品時の輝きを取り戻します。
フッ素加工の工程・脱脂
磨き時に付いてしまった細かなゴミや油分を取り除くために、丁寧に脱脂作業をします。
フッ素加工の工程・フッ素塗装
満遍なくフッ素塗装を施します。
塗装後、約120℃の高温で焼を入れて完成です。
真宗高田派本山御用達・フッ素加工
浄土真宗高田派御本山 専修寺様。
御影堂、如来堂の輪灯のフッ素加工を施させて頂きました。
さすが御本山のお仏具、想像以上の大きさと重さ、運び出すのも一苦労、パーツによっては100kgを超える部位もあり、6人がかりで搬出入させて頂きました。
職人さんも想像以上の大きさと重さに驚きを隠せない様子でしたが、丹精込めて仕上げさせて頂きました。
綺麗になった輪灯に御本山職員様、御門徒の皆様にお喜び頂いております。